「皆様からお送りいただいた情報」
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71年「トゥーランドット」最終日、マタチッチ急遽離日。(2002.11.16)
第6次のトゥーランドットの指揮について、
最終日の9月23日はファブリティースに変わっておりました。
初日のあまりのすばらしさに、当日のロビーで最終日のチケットを購入し期待して出かけたところ、ご家族が急病になったとかで急遽離日してしまい、代わりにファブリティースが振ったものです。
多分リハーサルなしのぶっつけ本番であったろうとは思いますが、そのガタガタなアンサンブルは耳を覆いたくなるほどで、腹立たしい思いで家路についたものです。ひらみさんからいただきました。
「帰れソレントへの謎」解決編 (謎の提示はこちら)
マリオ・デル・モナコ命さんに教えていただき、解決しました。
「あのFM放送は明らかに放送事故ですね。歌っているのはデル・モナコではなくタリアヴィーニで59年の特別演奏会の録音でした。声を聞けば誰でも(ファンなら)わかるはずですよね。その後、特別演奏会の様子のLPレコードが発売されました。興味のある方は聞き比べてみてください。特に前奏の4小節目のピアノ伴奏がぎょんぎょんにミスタッチしたので、放送事故がとってもこっけいに感じたことを思い出します。」
(2000.11.13)
デル・モナコの声をオケピットで聴いた最後のN響団員、川上朋子さんのこと
N響の演奏会に行って、「フィルハーモニー」を貰って来たのですが、ここに、近く退団する
3人のプレーヤーの思い出話が出ています。
第2ヴァイオリンのフォアシュピーラーを長く勤めた川上朋子さんの談話によると、
「私がN響に入った時は「イタリア・オペラ」の真っ最中でした。「イタリア・オペラ」を2〜3回、その後、「スラブ・オペラ」、「ドイツ・オペラ」と、華やかなものが続いた時期です。
N響に入ってすぐに、そういうものに出会ったので、とても印象に残っていますし、いい経験をしたと思います。デル・モナコとか、素敵なオペラ歌手がいっぱい出ていた頃でしたから、そういった歌手の声を生で聴けました。(後略)」
39年間N響一筋で来られた川上さんが入団した時が、ちょうど第3回イタリアオペラの時だったのですね。川上さんが退団なされると、現在のN響メンバーでデル・モナコの声を
オケピットで聴いた人はいなくなります。
ちなみにスラブ・オペラは65年、ドイツオペラ(バイロイト・ワーグナー・フェスティバル)は
67年の事でした。Dr.Tさんとさすらい人さんからいただいた情報を総合しました(2000.10.9)
71年「ノルマ」の公演におけるスリオティスのキャンセル状況 (2000.9.23)
4回の公演がありました。一回目の初日の公演がテレビで生放送。風邪とは聞いていたのですが、調子が悪かったようです。それよりもコソットがガンガン飛ばすものですから・・・・。二回目の公演は第一幕は何とか歌ったのですが、二幕以降は代役。三回目は代役。
さて4回目、私が上京して聴いた日です。開始時間が過ぎても始まりません。4〜50分してから、アナウンスがあり「風邪により調子は悪いのですが歌います」と断りが入って上演されました。ベストではなかったのですが、非常に印象に残っております。
コソットももう少し加減してあげればよいのにとも思いましたが、ガンガン飛ばし、二重唱・三重唱も一人舞台でした。
ポリオーネは、ジャン・フランコ・チエケッレ、良い声なのですが如何せん声量があまり無いように思えました。
マリオ・カラスさんからいただきました
ノルマの代役は、「カルラ・フェラーリオ」でした。
歌手紹介はあったけれど、どの演目にも名前がなかった人です。
さすらい人さんからいただきました