「石森萬画館」第五十五回訪問記

平成二十年九月十三日(土)

 五年前から運行している仙石線快速マンガ列車マンガッタンライナー、今般そのIIが登場。
 九月になってからまた蒸し暑い日が続く。照りつけるわけではないが気温と湿度が高い。半袖薄着で水沢九時十一分の上り電車に乗り、十一時四十六分石巻着、曇天。ここまではいつもどおりである。
 催し物は十三時から。まだ間があるので昼食を摂ろうと考え、八幡家に直行すれば暖簾のれんが外に出ていない。ただ戸は開くので中で紀代子女将と少し会話。この日は別件で店頭は休み。
 八幡家を出て近辺の心当たりの飲食店を二軒回るがいずれも休み。界隈に飲食店は多いがどこに入ればいいのかも判断付かず、結局やむを得ず、仕方なく、どうしようもなく中瀬に向かう。作田嶋神社参拝を済ませてから萬画館に入り、BZでコーヒーとカレーライス。どうにでも筆者を店に引っ張り込もうと言う、恐怖のBZ大逆襲。ここの従業員達の姿を見られて良かった等とは少しも思っていない、本当に。
 三階の廊下には「少年チャンピオン」が展示されている。当地出身、アラスカに渡って村を拓いたフランク安田の生涯を題材にした「アラスカ物語」掲載。
 食事を終えるとすぐ駅に戻る。十三時少し前だが既に「みやぎのキャラクター」軍団やシージェッター海斗が登場している。また、萬画館関係者数名と会う。つみれ汁が無料で供されていて筆者も一杯。
 十六分、回送列車としてマンガッタンライナーII到着。筆者はホームには入らず、レンタカー店の脇から見物。また、跨線橋を渡って北側からも見てみる。
 十三時半からのジャンボのり巻きには不参加。
 どうせ復路の切符も持っているのでホームに入る。十四時からホームで運行記念セレモニー。そして十二分に初代マンガッタンライナー到着、その車内にも着ぐるみがいる。十二分から十九分まで、新旧マンガッタンライナーが並ぶ。
 IIの車内は初代と違って特に独自の装飾等は無い。
 十九分、皆に見送られてIIが仙台に向けて出発。後はホームから出る事も無く、十五時十九分の小牛田行で帰るが帰着は十八時五十三分。いつもより二時間早く乗車しても一時間しか早く着かない。前谷地乗り換えを利用すれば十六時二十一分に乗っても同じであった。

 もし八幡家で食事していれば萬画館に入館すらしなかったであろう。今回はただ食事しに入っただけ。別に会いたい人がいるわけでもなし。
 IIにはまだ乗車していないのでいずれ乗車したいものだ。

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