「石森萬画館」第百二十七回訪問記

平成三十一年四月二十日(土)

 六時二十六分水沢駅発、一ノ関駅と塩釜駅で乗り換えて九時二十分石巻駅着。好天の現地。
 萬画館直行、その途中で後述のスタンプ台紙を手にした人々を目にする。また、クウガの缶バッジを背負い鞄に付けた人が筆者を追い抜いて行く。
 第73回特別企画展「平成仮面ライダー20展〜平成を駆け抜けろ!!〜」この日から六月三十日(日)まで。「クウガ」から「ジオウ」までの特集。
 実はこの日は館内どこも大混雑で、特別企画展も一巡しかしておらず、且つ落ち着いて見ていない。
 スタンプラリー開催。台紙は二階の受付で受け取る。回るべきは館内十ヶ所、市街十ヶ所。屋外から三階まで上がったり下がったりして集める。
 十時半からのクウガ握手・撮影会には不参加。遠目に一瞥してから四十分頃に館を出て市街のスタンプラリーに取り掛かる。駅前一ヶ所以外は割りと密集しており、十一時過ぎには完集。市役所庁舎一階の案内書に提出して景品を受け取り、傷まないように雑誌宇宙船に挟み込む。
 十一時二十五分のあおば通行に乗り込んで三十年来の知人達に会いに行く。

 特別企画展は論評できるほどきちんと見てはいないので後日改めてまた見に行く。近年稀にみる大入り。
 二十年前のクウガが今も大人気。整理券を求める大行列は筆者の予想以上。これもまた古典、名作としての地位を確立しているのだろう。テレ朝ライダーの出発点だがアギト以降が全てクウガに倣っているわけでもない。継承しなかった点も幾つもある。寧ろアギトの方がシリーズの手本になっているようにも思われる。
 それにしても石両館を通じてテレ朝ライダー俳優はまだ来ていないと思う。

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