「石森萬画館」第百十六回訪問記

平成三十年三月十一日(日)

 大地震発生から七年。
 六時二十七分水沢発、五十二分一ノ関着。七時丁度の発までに小さな旅ホリデーパス南東北フリーエリアを買う。八時二十二分岩切着、三十七分発。利府着は八時四十三分。
 MOVIX利府で映画ウルトラマンジードを見てから再び利府駅に向かう。十一時三十二分発、三十八分岩切着。相変わらず岩切での接続が悪く、仙石東北ライン石巻行は十二時二十六分発。石巻着は十三時十五分着。ここまでいずれの場所も晴れであり、終日天気には恵まれる。
 駅前でSEI氏と合流。以後、行動を共にする。
 駅前のロマン海遊21は昨年末で閉鎖。
 市役所四階の献花台に謹んで献花、拝礼。
 ここからタクシー利用で日和山に登る。
 多くの人々が集まっている。
 海に向かって拝礼。
 門脇、南浜方面を眺める。建物はだいぶ増えている。
 徒歩で下山する。
 中瀬に入る。
 作田島神社参拝。
 萬画館入館。第68回特別企画展「石森章太郎とジュン展一月二十五日(木)から四月八日(日)まで。章太郎の有名作品についての特集。「ジュン」についてはふるさと記念館第14回特別企画展で採り上げている(第二十五回訪問記参照)。
 まず駆け足で見る。
 常設も企画に連動してジュン展示。
 一度中瀬を出る。
 ニューゼ。武内館長は今月限りで退職だと言う。
 ここで十四時四十六分のサイレンと共に一同黙祷。
 再び萬画館。十五時頃から一時間ほど掛けて、常設共々じっくり見る。各誌で連載されたジュンの他、関連する他の作品も展示される。二級天使の捨て犬の話が印象に残る。
 十六時頃、駅前に移動して十八時頃まで飲食。
 駅舎内で再会を期して別れ、十八時三十一分の小牛田行に乗る。十九時十分小牛田着、ここでまた接続が悪くて五十四分発、一ノ関着は二十時四十一分。二十一時十四分発で水沢着は二十一時三十七分。

 今回も筆者自身は特別な事をしていない。ただ、拝礼と参拝のみである。
 ジュンについては特に詳しい知識も無いまま見て大いに楽しめる。時間をかけて見直して正解。感動したのは確かだがその感動をうまく表現できない。
 武内館長にはどうかゆっくり休養して欲しい。あの大震災で自分が取材される側になってしまった、稀有な記者人生。

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