「石森萬画館」第九十九回訪問記

平成二十七年八月三十日(日)

 前日の時点では二日連続の石巻行は未決定だったが、当日の朝になってから急遽決める。往路の使用便の時刻は前日と同じ。往路の水沢・一ノ関間はやはり混むが座れる。
 やはり天気の悪い石巻市。またも傘を買う。
 八幡家は予約客で満席。ここで橋通りCOMMONが未利用である事を想起して向かう。復興マルシェ終了後に別の場所で始まった店舗群。店舗が雑然と並ぶ敷地内、しかも雨で水たまりが出来ていて歩きにくい。「焼鳥おのでら」で焼き鳥丼七百円を注文。丼飯に串から外した焼き鳥と葱が載っている。すぐ平らげる。
 入館。館長室の前で田口萌の姿を見掛け、背後から「本当に来ましたよ」と声を掛ける。感激の様子の田口。
 この日は十一時十分からも公演があるがそれは既に終わっている。十三時十分と十五時十分を鑑賞する。前日からこの日まで、毎回満席。
 十四時十分からの海斗特別編は三階研修室で見る。どこかの幼女が途中で怖がって椅子の後ろに隠れ、やがて母親にしがみつく。
 十六時十分からの海斗特別編は本来のシアターで。田口一行と共に鑑賞する。
 その後、一行は一階で買い物。筆者も同行する。BLACKとRXのピンバッジと人形が人気商品で品切れ中。両世紀王のブロックメモも完売。
 十七時少し前に、一行と再会を期して別れる。十七時十七分発。小牛田で三十分以上待ち時間があるので、駅前の伊勢屋で中華そばと揚げ出し豆腐。
 十九時五十四分水沢着。

 萬画館九十九回目の訪問で劇団球、キュウが三つでこれが本当のサンキュウベリイマッチ。
 一年振りの田口との再会、そして親しく会話するのは二年振り。三年連続での来訪であれば既に常連だろう。これからも来て欲しいし、これを以て萬画館がBLACK愛好家の聖地になったら嬉しい。
 橋通りCOMMONの研究はこれから。今回は足元も悪かったので、改めて各店舗を探訪しよう。これでますます萬画館のBZから足が遠のく。

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