「石森章太郎ふるさと記念館」第九十九回訪問記

平成二十六年十一月二十九日(土)

 午前十一時から、水沢市内の水沢グランドホテルにて「はっと感謝デー」開催。水沢市の四店、登米市から二店が出店。前売券大人千円にて、当地の郷土料理「はっと」ハーフサイズ四杯が喰える。会場の受付の手前で水沢市の「はっとくん」と登米市の「はっとン」が来場者を出迎える。「はっとン」に午後からのふるさと記念館訪問を告げると「はっとン」最敬礼。
 十二時前に会場を出て一度帰宅。それから曇天或いは霧雨の下、マシンで隣町の前沢ふれあいセンターに向かい、十四時からの前沢ワンコインシネマ上映会「天地明察」を見る。ロードショーで見たしBDも持っているが、やはり映画は大画面と大音響で鑑賞したい。この映画には水沢市の宇宙遊学館、一関市博物館、仙台市天文台が協力している。囲碁、天文、漢学、和算のように、筆者が得意或いは大好きな分野が満載。一関市博物館は和算の殿堂である。いろいろ好きな場面はあるが、洛中での日食予報の場面で野次馬の男性達が主人公に切腹を求めて、女性達が悲鳴を上げる場面が特に好きだ。
 十六時半頃、雨の中を登米市に向かって走り出す。日没ですぐ暗くなる。雨でしかも夜間なれば速度を落として、いつもよりも慎重に走らざるを得ない。寒さと緊張で身を震わせつつ、十七時五十五分頃に現地着。いつもなら自宅からふるさと記念館までマシンで七十分ほどなのに、今回は前沢町出発でいつもより時間が掛かっている。
 十八時から冬季の恒例、光のページェント点灯式。市長欠席で教育長挨拶。
 寒さと空腹。「たばごや」でフライドポテトを喰らう。
 十八時半からエントランスで銀河万丈朗読会「言‐ごんべん」特別公演。寒い時期の恒例か、三回目の開催。
 進行はいつもどおり。演目は次のとおり。

 相変わらず貧乏臭い東海林の随筆。原の短編小説は落語のような味わいとオチ。浅田のは江戸から明治への転換期に生きた人々を描く。
 二十時頃の終演。再び「たばごや」に入店し、ミルクティー一杯で体を温める。
 二十時四十五分頃に帰途に就く。雨具を着るほどではない霧雨。花泉町通過中にいつもと風景が違う事に気付くがそのまま走り続け、やがて薬王堂の辺りで知っている道に合流。花泉駅前は通っていない。どこで新しい道路に進入したのか判然としない。順調に走って二十二時頃に帰着。

 大人の為の企画、朗読会。これからも続けて欲しい。

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