「石森章太郎ふるさと記念館」第九十七回訪問記

平成二十六年八月二十四日(日)

 石巻市からマシンで十六時半頃に現地着。南側駐車場にマシンを置く。
 第47回特別企画展「山本二三展 ~風景が煌めく時~」七月十九日(土)から十月十三日(月・祝)まで。
 スタジオジブリ作品の美術監督。名前くらいは聞いた事はある。日本アニメーションの「未来少年コナン」は大好きな作品だが、ジブリ作品は全然見ていない。厳密にはジブリ作品ではない「風の谷のナウシカ」は小学生の頃、レンタルビデオ店の出初めの頃に父が借りて来たが、つまらなくて途中で見るのをやめてしまった。以来、最後まで見通した事は無いし、今後も無いだろう。
 「火垂るの墓」「天空の城ラピュタ」等のポスターや背景画。美術監督の個展なのでキャラクターについての展示は特に無い。風景画の展覧会の如き趣である。
 エントランスでは山本画や、画集、絵葉書等を販売中。
 昨夜は遅くまで営業したからとて「たばごや」は臨時休業。  一時間程過ごしてから辞去。
 帰路、花泉町永井の国道三百四十二号線の金華山バス停付近でふと、左手に「岩手県一関市花泉町内史蹟および『奥の細道』芭蕉、曽良足跡マップ」と言う大きな案内板を見付ける。平成十九年六月十五日、花泉ロータリークラブの寄贈。小さな丘の麓の空き地に立っている。案内板が引用する「曽良日記」では、登米を戸今、涌津わくつを阿久津と表記している。芭蕉主従の通った道と今の国道がほぼ重なっているようである。他の案内板によればここは金華山公園と言い、江戸時代以来祭祀の霊場であったと言う。公園と言っても遊具もベンチもない。丘の小さな神社に参拝。
 寄り道、買い物してから十九時頃に帰着。

 今回はキャラクターではなく背景画の展示なので、明らかに大人向け、玄人向けだと思う。キャーカワイーと言うような内容ではない。

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