八時二十五分水沢発、九時十九分石越着。大体花泉町辺りまで南下すれば積雪は少なくなるものだが、先日来の大雪で、登米市もあちこちに積雪が目立つ。この日の天気は晴れ。
十九分のバスに乗る。老人と子供で満席。途中のバス停からも次々乗り込む。
一人川前で降りて、石大神社に向かう。建国記念の日だが
三十分ほどいたか。記念館に向かう途中で友の会の幹部と偶然出会い、少し会話。
伊勢岡神明社もいつもどおりひっそりとしている。
北側から記念館に入る。第15回特別企画展「石ノ森ふるさとマンガ作品展」二月八日(土)から三月九日(日)まで。年度末の恒例企画。
受付で栞を渡される。趣旨、参加校等の紹介、受賞者一覧が掲載されているのでここには再掲しない。石ノ森ヒーロー作品三百六点は小中学校や託児施設から、漫画オリジナル作品四十四点は中高生からの出品、計三百五十点。
今回も作品内容は様々。想像力や独自性が光る作品もあれば、既存の絵等を手本にしたのが明白な作品もある。仮面ライダー1号や009、ロボコンのような古典からテレ朝ライダーまで、題材の年代も長きに亘る。ああ、今の小学生にとっては最早、テレ朝ライダー初期のクウガやアギトも古典か。一点、石ノ森ではないスーパー戦隊の絵を見付ける。BLACK作品も一点あり。
休日だが客は多くない、時折親子連れ等が入って来る。
生家で新任の案内係の男性と会話。
そして今回もたけちゃんラーメン。この際、この店の全品目の制覇を考え始める。この日はネギみそラーメン大盛り、七百円。
また本館で過ごす。
十三時のバスで帰途に就く。朝の便の乗客達がまたも乗っている。
駅前の「はっと亭
ふるさと記念館ならではの自主企画展、これからも続けて欲しい。
昭和ライダー役者や愛好家がテレ朝ライダーをいくら否定しても、今時の子供達にとってテレ朝ライダーこそが「初めて出会う石ノ森章太郎作品」である。否定論者達は、テレ朝ライダーを「原作者の地元」から締め出せとでも言うのか。