「石森章太郎ふるさと記念館」第七十回訪問記

平成二十三年二月十六日(水)

 今回は鉄道利用。八時二十六分水沢発、九時十六分石越着。晴れ、温暖。
 市民バスは九時十九分発。以前はさんざん鉄道とバスの接続の悪さを非難したが今は往路に関しては接続が良過ぎる。車内は満席だが、乗客の大半は高齢者。
 二十分ほどで石森地区に入る。石森仲町で下車。石森郵便局窓口で郵便物差し出し。伊勢岡神明社参拝。
 生家は無人。後で訊けばこの日は当番不在の日だと言う。筆者の他に誰も入って来ない。
 まず「めだか」に挨拶。
 それから本館。空いている。
 企画に入る。第12回自主企画展「第10回高校生マンガ展」二月五日(土)から三月二十七日(日)まで。年度末の恒例企画も遂に十回目。
 今回の参加校、参加者は次のとおり。

 今回も一コマ、四コマ、数ページの作品が壁に飾られ、東北高とコミュニケーションアートの長編作品はファイルに納められて机に置かれている。また、過去の高校生マンガ展の様子の写真も飾られている。
 平日、参観者はまばら。静かに鑑賞する。
 岩手県民会館での開催が先頃終了した「ウルトラマン・アート!」の図録を持参し、館職員諸氏に見せる。考えてみれば石森両館は一年中「仮面ライダー・アート!」状態である。
 何度も企画に出入りし、館内を徘徊する。エントランスに讀賣夕刊の梅沢富美男インタビュー記事が貼ってある。若い頃の梅沢が挫折しかけた時に章太郎から激励されて芸能活動を継続できたと言う。
 「めだか」での食事は花そばとハンバーグカレー。他に菓子を数点買う。弘幸氏と会話。
 十二時五十八分、ふるさと記念館前からバスに乗る。帰りも満席。石越から十四時十一分に乗車し、十五時八分水沢着。

 専門学校等、高校以外の参加校も定着している。「学生マンガ展」でもいいのではないかと思う。

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