「石森章太郎ふるさと記念館」第四十五回訪問記

平成十九年八月二十五日(土)

 遂に、石巻市の旧「墨汁一滴」以来、石森両館訪問訪問記通算百本目。そして久方振りの両館同日訪問、マシンでの石巻市行でもある。
 十一時頃出発。いつもどおり国道を南下。暑い、快晴。
 資金調達の為、一関市の永井郵便局ATMに立ち寄る。進行方向の左側で入り易かったから、それだけのことだ。しかし入ってみて驚く、何と局舎内のATMの脇に関取の記念碑が設置されている。関ノ戸億右衛門、江戸時代の強豪関脇にして(勝率は七割近い)大横綱・谷風梶之助の師匠。以前、谷風について調べた時に関ノ戸が磐井郡出身と言うことには気付いていたが意外な場所での出会い。大喜びで碑と局舎の写真を撮る。再び走る。
 記念館着。まず本館で受付職員に「百回」を告げる。別に特典があるわけでもない。
 第24回特別企画展「ケロロ軍曹展」七月十四日(土)から十月八日(月・祝)まで。作品の存在や絵柄程度は知っているがテレビ等は全く見たことが無い。原画やパネル展示等を見てはおく。混雑はしていない。
 常設に章太郎高校生時代の絵が飾られている。都会的な洗練された絵柄で、大器の片鱗を窺わせるに十分である。
 蔵楽。そば定食。
 生家。小野寺おっかさんと案内係の男性二人。話し込む。
 それにしても暑い。残暑が厳しいざんしょ。
 何度も蔵楽や本館に出入り。
 十五時頃、石巻市に向けて出発。

 作品自体を全く知らないので論評は差し控える。
 それよりも郵便局ATMの関取記念碑が実に嬉しい出会いでこちらの方が思い出である。

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