「石森章太郎ふるさと記念館」第百九回訪問記

平成二十八年二月二十五日(木)

 八時二十五分の水沢発上り。石越着は九時十五分。現地晴れ。駅前から二十分のバスに乗る。平日の午前、十人ほどは乗っている。石森仲町で下車して石森郵便局で用を済ませ、伊勢岡神明社に詣でてから記念館に入る。館内に客は少ない。
 第17回自主企画展「石森ふるさとマンガ作品展」二月二十日(土)から三月十三日(日)まで。年度末恒例の無料展示である。
 今回も多くの作品が並ぶ。園児児童の作品の中には同一の手本から描いたと見られる作品も散見されるが、やはり独自作品の方が見ていて楽しい。仮面ライダー最新作ゴーストの作品もある。BLACKもあるが、一番気に入るのは「田植え、稲かりいつでもマママッハ!」鎌を持って田んぼにいる仮面ライダーマッハ。
 「たばごや」は十一時から食事の提供。「今日のたばご」石巻ならぬ石森焼きそばと、ライスカレー。待つ間、蔵部分に置いてある漫画を手に取る。五年前の「小学四年生」別冊、藤子F特集。「鉄人兵団」前編の他、「ドラえもん」その他の短編収録。「21エモン」二本を読む。そして自分用に瓦煎餅と丸い煎餅を買う。
 ライブラリーのデアゴスティーニ「仮面ライダーオフィシャルデータファイル」のBLACK部分だけ目を通す。何か有益な情報があれば書き留めて帰るつもりだったが、特に「帝國」に追記すべき情報も無し。逆に副題の誤記を見付ける。「?!」、「最後」。
 十二時三十五分のバスで帰途に就く。十三時十六分の下りは十一分遅れ。実は次の便に乗っても水沢着は同じ。車内で先程の煎餅を全て喰ってしまう。十五時半頃帰宅。

 自主企画展はこれからも末永く続けて欲しい。

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