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菊池利美事務所

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◇事例1

Aさんの車は、国道で信号待ちのため停車中、後ろからトラックに追突されました。もちろん0100の事例で、修理の全額をトラック側が負担することで合意しましたが、その場で示談をすることは拒否しました。鞭打ち症などの症状が後日に出てくる心配があるからです。

数日後、症状が出なかったので、修理代全額負担と代車の負担をするという条件で示談することにしました。

◇事例2

Aさんの車は優先道路を走行中、狭い道路から一時停止をしないで優先道路を横切ろうとしたBさんの車に側面から追突されました。Bさんが一時停止をしていれば絶対に起きない事故で、見通しの良い十字路での衝突事故です。双方けがはなかったのですが、車はかなりの損傷です。
AさんもBさんもお互いに同じ自動車共済に加入していましたのでその組合事務所で担当者を交えて話しあいをしました。

Aさんは自分に過失はないと主張しましたが、双方が走行中の事故では0100の事例はない、との担当者の説明にしぶしぶ納得しました。Aさんは対物保険に入っていましたが、Bさんは対物保険に入っていないのでBさんの負担を減らすために2080で示談にして欲しいと担当者がAさんに言いました。Aさんの負担は保険が利くから10でも20でも手元から負担することはないという説明です。AさんはBさんとも顔見知りでしたので、しぶしぶ了解し示談書に記名捺印しました。あとで修理金額が確定して示談書が返送されてきました。

Aさんの車は側面すべて修理が必要なくらいの損傷で、Bさんの車はバンパーが少し傷ついた程度だったのですが、修理の見積もりはBさんの車のほうが高かったのです。Bさんはその自動車共済の取り扱い店の社員で、事故による負担を少なくするための工作にしか見えません。Aさんが自分で負担する金額がないにしろ、この処理には納得できず強く抗議しましたが、共済組合の担当者からの返事はありませんでした。

Aさんは抗議をあきらめ、保険会社を別の会社に変更しました。

◇事例3

Aさんは愛する息子を交通事故で失いました。

Aさんはなるべく穏便に済ませたいと思い、損保会社に示談の相談に行きました。担当者から示された金額は、Aさんが色々な情報から得た予想金額から大分かけ離れた低い金額でした。Aさんは少しでも多い金額が欲しい訳ではありませんでしたが、息子の人生が馬鹿にされたような気がして腹が立ちました。

Aさんは、自分で勉強して自分なりの請求額を算定してその損保会社に送って交渉してみましたが、担当者からは先に示した金額以上は出せない。暗に不満なら裁判に訴えたらどうかのような態度に接して、これ以上は無理だと判断して、知り合いの弁護士に裁判をお願いしました。

裁判になったら法廷に立つ覚悟はできていましたが、1度も法定に立つことなく裁判は進み、弁護士さんから裁判所にきてほしと言われたのは、裁判長の和解の斡旋を受けるかどうかという時でした。結局、裁判所に行ったのはこの時だけで、弁護士さんの進めるまま和解に応じました。

和解した金額は、予想した金額よりも多く、喜んでいましたが、弁護士さんからの請求金額を見てびっくりしました。弁護士さんからは、特別に規定よりも安い請求額ですと説明がありましたが、それでも田舎の民間会社のサラリーマンの年収を超える金額だったのです。保険会社からの保険金は弁護士さんの口座を通して、弁護士さんの報酬を差し引かれて入金になりました。Aさんは報酬を安くして欲しいという交渉をすることをあきらめました。

Aさんは、後で行政書士でも保険金の請求を代行する仕事をしている人がいることを知りました。もし、自分と同じ思いをする人がいたら、その人には、行政書士を使うようアドバイスするつもりです

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