付録二 乗り物

バトルホッパー

 世紀王専用マシンか、次期創世王専用マシンか、とにかくBLACKが乗るオフロードバイク型の生き物。西洋錬金術の「賢者の石」だとも言われるモト・クリスタルを動力源とする。BLACK同様バッタ型で、BLACKが呼べばいつでもどこでも飛んでくる。また、ムカデ怪人の回では自らの判断で杏子を乗せて、光太郎の所に連れて行った。体に損傷を受けても自己再生能力で復元が可能。剣聖の乗用は拒否してこれを振り落としたが、シャドームーンには乗りこなされてしまう。尚、実はバトルホッパーは雌バッタで、ゴルゴム神殿から脱走して来た裸の光太郎に一目ぼれし、いずれ光太郎の子を生むのではないかという説がある。

ロードセクター

 大門洋一博士が作った、ゴルゴムの文明破壊用超高速二輪要塞。博士の息子、明からBLACKに託される。あまりにも高性能すぎてBLACKしか乗りこなせないという、実に非実用的な兵器。RSコンピューターを搭載し、無人走行も可能。潜水艇にもなるそうだが、本編での水中走行は一度も無し。一度剣聖に後部を斬られているがその後も平気な顔をして登場しているので、これも自己再生能力があるものと思われる。

デスランナー

 ロードセクターに対抗する為に、大門博士の記憶センサーを基に大神官達が製作したバイク。テストロイドを乗せて疾走するも時速八百キロメートルで爆発してしまった失敗作。

ヘルシューター

 大神官達のデスランナーの失敗を受けて、剣聖が大門博士の弟子、江上を脅迫して作らせたバイク。性能はロードセクターとほぼ互角という。ミサイルやビーム砲等、寧ろロードセクターより充実しているようにも見える。剣聖はこれに乗ってBLACKに挑み、超高速の戦いを繰り広げるが、ロードセクターと同型のRSコンピューターを搭載していることからBLACK、ロードセクターの捨て身の作戦の前に敗れる。

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