「石森萬画館」第百三十回訪問記

令和元年十月五日(土)

 六時五十七分の東北本線水沢発上りに乗り、MOVIX利府で「牙狼 月虹ノ旅人」を見てから石巻市に向かって十三時十五分着。
 Black像は黒いだけに少しの汚れでも目立つ。
 中瀬直行。常設の新番組ゼロワンのマスクだけ見る。
 劇団 球の東北支援遠征第6級公演「神風−KAMIKAZE−」この日と翌日の二日間。筆者は十五時十分からの回を鑑賞する。やって来る面々は毎回入れ替わり、また今回は地元石巻市の劇団からも一人参加。
 演目の一は毎度の「ReBirth」。
 二は公演名にもなっている「神風−KAMIKAZE−」。鹿児島県の特攻隊出撃基地の町で食堂を営む女性と、そこに集う若い軍人達、更にその縁者の物語。死と隣り合わせの時代、境遇だけに笑う場面は無い。上演時間も長目である。
 終演は十六時を過ぎていたはず。二十九時の小牛田行に乗るのについ田口と話し込んでしまい、気が付いて慌てて石巻駅に向かって走り出し、辛うじて間に合う。水沢駅には十九時過ぎの着。

 「神風」についてはいろいろ思うところはある。しかし近現代、特に先の大戦については下手に論じると「うちのじいさんの悪口を言うな!」程度の議論に陥りやすい。

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