「石森萬画館」第百二十三回訪問記

平成三十年十一月二十七日(土)

 六時二十四分水沢発から九時二十分石巻着の経路は前回と同じ。違うのは天気、晴れ。
 Black像を通過して中瀬に入る。作田嶋神社の辺りに立ち入れなくなって久しい。
 入館。二階の受付に年間パスポートを提示して、筆者に特別企画展の説明をしてそちらから先に見るように促そうとする従業員を無視して常設に入る。三日から原画展示入れ替えで、「幻魔大戦」「リュウの道」「THE STARBOW −星の虹−」「サイボーグ009」(ザ・ディープ・スペース編 惑星001)の四作品。009のラストに感じ入る。
 三階研修室では「手塚治虫先生生誕90周年記念チャリティー展示会」十一月二十三日(金・祝)から十二月九日(日)まで。九十人の漫画家が寄せた色紙の展示とされているが、如何に数字に弱い筆者でも三回数えて八十九人。或いは二人で一人の共同ペンネームがいたのだろうか。各人各様の手塚キャラクター。
 十時半頃に辞去して、元気いちばで買い物をしてから十一時二十四分のあおば通り行で仙台市に向かう。

 だいぶ前に亡くなった気がするが手塚治虫が存命としても「まだ」九十歳。

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