江刺三十三観音堂にまつわる羽田町の観音堂

羽田は旧水沢市に併合される前は羽田村と呼ばれており、江刺郡に所属しておりました。その名残として江刺三十三観音堂にまつわる観音堂が点在しており、羽田には三十三観音のうち下記の5つがあります。

以下は祭られている観音様の一般的な概要です。

千手観音

千本の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする、観音の慈悲と力の広大さを表している。実際に千本の手を持った観音像は少なく、十一面四十二手が一般的。
正面で手を合わせた二手を除く40本それぞれで25の世界を救うとされ、40×25=1,000で千手観音となる。

馬頭観音

ヒンドゥー教では最高神ヴィシュヌの異名。名前のとおり馬の頭をしているわけではない。馬頭という名前から、馬をはじめとした畜生類を救う観音として信仰されている。

如意輪観音

如意輪という輪っか状の法具を持ち、世間・出世間の利益を与えることを本意とする観音。

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